2020年12月4日

飲食店と労災について

  • 商品紹介
SA-104 火傷防止サポーター

ホール・キッチンスタッフなどで飲食店に勤務している方は多くいるのではないでしょうか。
忙しく働いていると、つい自分の身を守ることを忘れてしまいますよね。

とはいえ、
・事故が起こって働けなくなるのが怖い
・できるだけ安全に働きたい
そんな思いを持っている方も多いのではないでしょうか。

今回は実際に飲食店に勤務していた筆者が、労働災害を防ぐ方法について詳しく解説をしていきたいと思います。
飲食は火を扱う仕事ですので、「火傷」を中心にお伝えします。

・労災について
・火傷を防ぐサポーターを紹介
この記事を読めばケガを怖がらず、安心して飲食店での仕事に専念できるようになります。
3分程度で読めますので、ぜひ参考にしてみてください🤗

労災とは

労災は通勤中や勤務中に、事故や怪我にあうこと(労働災害)のことをいいます。
労働災害には、「業務災害」と「通勤災害」の2つがあります。
勤務に関することであれば、会社側から医療費などを補償をしてもらうことができます。

しかし、勤務に関係ないこと(仕事中のタバコでやけど・職場の飲み会にいく途中で事故)などについては労災とは認定されません。
事業主は、従業員を1人でも雇った場合には必ず労災保険に入る必要があります。
保険料についても、事業主が全額負担することになっています。
基本的には、労働者側はしっかりと補償をされていることになるでしょう。

とはいえ、一度怪我をすると仕事に復帰するのも大変ですよね。
生活していく上でも困難になります。
自分でも身を守るという意識が大切になってくるでしょう。

飲食店における火傷

飲食店での労災は増加しています。
労災を防ぐために大切になるのは、「整理・整頓」ではないでしょうか。
厨房が狭いスペースにあることは多いため、動きやすいことや余計なものを無くしていくことはとても重要になります。

他にも、厚生労働省は労災を「見える化」することも大切だと述べています。
マップなどに事故が起こりそうなところをあらかじめ書いておき、共有することも必要です。

こういった安全上の仕事は、本来事業主がやることかもしれません。
しかし危険を防ぐためにも自分から提案したり、事故の起こる場所を周知することは重要になります。

特に、飲食店ではスピードが求められる場面が数多くあります。

焦っている時につい熱い鍋を触ってしまったりうっかりお湯をこぼしてしまうことはよくあることでしょう。
飲食店ではそのような事故が数多くあるため、火傷をしたという報告が多く挙がっていたり弁護士にも相談しているケースもあったりします。

火傷は水で流したり、薬を塗れば多くの場合治ります。
しかし最悪の場合、後遺症が残ってしまう可能性もあります。
事故が起きてからではなく、どれだけ前もって予防ができるかということを考えておく必要があるのです。

労災が起こった場合の対応

万が一、飲食店での仕事をしていて火傷になってしまった場合は事業主にしっかりと報告をしましょう。
労災に関する保険は、仮に働く時間が短かったとしてもしっかりと適用されます。

しかしごく稀に、店によって「あまり働いていないから、労災の認定はできない」などというひどい言葉を言われるケースもあります。(本来はあってはならないことです)


ブラックな飲食店だと、なかなか労災を認めてもらえない場合もあるのです。
理由としては、以下の2つが考えられるでしょう。
・労災の手続きがめんどくさい
・他の機関から監督が入ることを恐れているため

大手の飲食店であれば本部に連絡をして申請しなければいけないことがありますので、面倒なのは確かでしょう。
しかし、大切な従業員が怪我をしたのであればきちんと動くべきですね。
もし対応してもらえないのであれば、最悪の場合見切りをつけることも考えた方が良いでしょう。

また2つ目の、他機関からの監督を恐れているということも考えられます。
労災があまりにも多い店舗は、行政調査が入ることがあります。
労働環境が悪かったり衛生的に問題があるような営業をしている店であれば、行政調査がきっかけで営業できなくなってしまうこともあるのです。

ほとんどの店は健全な営業をしていると思いますが、万が一を考えて自分の身を守ることが必要ですね。

火傷を防ぐための方法

では、実際にどのようにして労災を防げばよいのでしょうか。
1つはこのように腕に専用のサポーターをつけることです。

火傷防止サポーター(白)
・SA-103 火傷防止サポーター(白)
SA-104 火傷防止サポーター
・SA-104 火傷防止サポーター(黒) 焼き鳥屋さんにて。炭の温度を手で測っています。

サポーターをつけておくことで、油やお湯が跳ねた時に火傷を防ぐことができます。実際に飲食店で働いている人も、「サポーターを付けることで熱くない」と評価しています。
効果は大きいでしょう。
また、サポーターを付けた時に気になるのは見た目ではないでしょうか。
変に目立ってしまうのはイヤですよね。

白と黒の2色から選んで頂けますので、どんな服にも合わせやすく、安心して付けることができます。

ちょっとした工夫をするだけで、火傷などの大きな事故を防ぐことができるようになります。
簡単につけることができますので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

飲食店で働く上で、労働災害はつきものでしょう。
しかし労働環境を変えたり、自分で努力をすることで防ぐことができる事故もあります。
まずは日頃の働きかたを見直し、安全を心がけていけると良いですね。